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会社という名の、もうひとつの居場所とは?―茨城大学の学生による、ユニキャストでのプレコーオプ実習の体験レポート―

初めに

 今回、茨城大学地域未来共創学環の「プレコーオプ実習」として、二週間にわたり実習に参加させていただきました。プレコーオプ実習とは、同学環の学生が2年次に企業などで行う就業体験プログラムで、本格的な実習「コーオプ実習」に先立って行われるものです。

 実習では、技術課題としてサイトの作成、広報課題として本記事の作成に取り組みました。スタッフと同じ空間で課題に取り組みながら得た気づきをお伝えしたいと思います。

大みか本社の外観

1日の流れと任された業務

 実習期間中は、10時に出社するところから1日が始まります。決められたタイムスケジュールをこなすというより、自分自身でその日の作業スケジュールを組み立て、与えられた広報課題や技術課題に主体的に取り組むスタイルでした。

 12時から13時までは昼休憩をとり、午後も午前と同じように課題に向き合います。そして17時に退社、という規則正しいリズムの中で作業を進めていきました。単に個人課題をこなすだけでなく、会社の実際のミーティングや、勉強会にも参加させていただき、スタッフの方がどのように議論し、意思決定をしているのかを間近で見ることができたのは、非常に貴重な経験でした。

ユニキャストではフレックスタイム制を導入しています。コアタイムを11時から16時に設定しており、業務を行う上でのコミュニケーションの時間の確保を行っています。

 実習期間中には、水戸サテライトオフィスへの訪問も行いました。普段作業をしている大みか本社とは雰囲気が異なり、開放感のあるオフィスならではの空間が広がっていました。この訪問を通じて、拠点によって働き方や環境が異なることを実感し、会社全体としての働き方の多様性を肌で感じることができました。

戸惑ったこと、そしてどう解決したか

 学生生活では時間割や課題の締め切りが決められていることが多く、自分でスケジュールを組める自由度の高い環境に最初は戸惑いました。しかし、1日の終わりに翌日の作業内容を簡単にメモしておく、こまめに社員の方に進捗を共有し方向性を確認する、といった工夫を重ねることで、次第に私たちなりのペース配分がつかめるようになりました。慣れてくると自分のペースや得意なやり方で進められるため、非常にやりやすく感じました。分からないことをそのまま抱え込まず、チャットツールで気軽に質問できる雰囲気があったことも、スムーズに解決へとつながった大きな要因だったと思います。

職場の雰囲気で驚いた点、気づいた点

 まず驚いたのは、オフィスでありながら、暮らしの延長のような居心地の良さを持っていた点です。「コクリエ」と呼ばれるこの建物は、シェアハウスにオフィスが併設されているという珍しい造りになっています。 きちんとしたデスクがある一方で、このようなリラックスしながら働くことができる空間があるため、集中と気分転換を上手に切り替えられる環境なのだと感じました。

ほっと一息つける社内スペース

 一方で、そうした開放的な雰囲気とは対照的に、情報セキュリティの面はしっかりと管理されていました。入退室や社内システムへのアクセスにはきちんとしたルールが設けられており、リラックスできる空間づくりと、情報を守るための厳格さが両立している点も印象的でした。

 社内では業務に関する会話にチャットツールを用いることが多く、フロア自体は比較的静かです。しかし、決して重苦しい空気ではなく、落ち着いて集中できる心地よい静けさでした。ミーティングも堅苦しい雰囲気はなく、業務内容だけではない雑談も最後には交えながら会議を行うなど、風通しの良さを感じました。

 業務の中で生成AIを積極的に活用しているという話も伺いました。実際に、スタッフ同士でAIについての勉強会が開かれる取り組みがあり、私たちもその会に参加させていただきました。また、私たち自身も、与えられた課題に取り組む際に生成AIを活用しました。その中で、ただ出力をそのまま使うのではなく、なぜそのような結果になるのかを自分たちなりに理解しながら使うことを意識しました。この経験を通じて、ツールに使われるのではなく、ツールを使いこなす姿勢の大切さを学びました。

 会議室の設備も充実しており、対面での会議はもちろん、リモート会議もスムーズに行える環境が整っていました。実際に会社のミーティングに参加した際も、通信の乱れや機材のトラブルで進行が滞るようなことがなく、快適に議論に集中できる環境づくりがされていると感じました。

課題に取り組む実習生の作業風景

 社内にはフリーランチ・フリードリンク制度があり、お弁当や飲み物を各自で用意する必要がなく、職場環境そのものへの配慮も随所に感じられました。パソコンに向かって作業する時間が長い一方で、フレックスタイム制が導入されており、効率よく働くための環境整備がしっかりと行われている点も印象的でした。

 意外だったのは、オフィスの敷地内に小さな畑があり、野菜を育てているという点です。仕事だけでなく、こうした取り組みが日常的に行われていることに、働く環境としての豊かさを感じました。仕事以外の場でもスタッフ同士がつながる機会が用意されており、一人ひとりがやりたいことを会社によって制限されることなく、自由に取り組める雰囲気があるのだと感じました。このような環境が、結果的に主体性や働きやすさにも繋がっているのではないかと思います。

敷地内の小さな畑

実習前後で変わった考え

 実習に参加する前は、「働く」ということに対して、決められた業務を淡々とこなしていくイメージを漠然と抱いていました。しかし実際に体験してみると、自分で考え、スケジュールを組み立て、必要な場面では周囲に相談しながら進めていくという、主体性を求められる働き方があることを知りました。

 また、周囲に相談することは、より良い成果を出すための一つの手段なのだと気づかされました。必要なときに助けを求めながら進めていく姿勢そのものが、社会人として求められる力なのだと感じました。

就職活動をしている皆さんへ

 今回の実習を通して強く感じたのは、仕事の効率や成果は、机に向かう時間の長さだけで決まるものではないということです。「仕事がしやすい環境」は、業務内容そのものだけでなく、その周辺にある小さな工夫の積み重ねによって作られています。フレックス制度や生成AIの活用による効率化はもちろん、交流スペースや、業務外での自発的活動、一見「仕事」とは直接関係のなさそうな取り組みが、結果的にスタッフ同士の関係性を良くし、働きやすさにつながっているのだと感じました。

 就職活動をしている皆さんには、給与や業務内容だけでなく、こうした仕事以外の部分で「豊かに過ごすための活動」がどれだけ大切にされている会社なのかにも、ぜひ注目してみてほしいと思います。仕事以外の時間や活動を大事にできる環境は、結果的に良い仕事につながっていくのだと、今回の実習を通して実感しました。

オフィス内での実習生2人の集合写真

採用担当より
今回の実習は、茨城大学との産学連携の一環として行われました。
ユニキャストではこうした受け入れに加え、実案件の開発に携わる実務型インターンも随時募集しております。ご興味のある方はぜひお問合せフォームよりご連絡ください。