入社して今半年ほどたちましたよね。どのような業務に携わってきましたか?
矢葺
最初の2週間はメンターが用意してくれたカリキュラムのもと勉強期間を設けていただき、3週目から実案件にアサインされていきました。最初はアプリ全体ではなく、一部機能の開発や既存機能の修正を任されて。1人前のエンジニアよりも開発に時間がかかってしまいましたが、サポートしてもらいながら完成までたどり着きました。
入社から5か月ほどたった12月には、初めて案件のリーダーとして、アプリ全体の要件定義から実装までを任せていただきましたね。1月からはユニットのサブリーダーをしていて、よりマネジメントに近い業務にも携わっています。
矢葺
最初に「サブリーダーをやってほしい」と社長に言われたときは、入社して半年だし断ろうと思ったのですが、なぜかすぐに「頑張ります」と答えていました(笑)。ユニキャストで出会った先輩マネージャーの働きぶりに影響を受けたのだと思います。その方は同年代なのもあり、私も「頑張りたい」という思いが湧いてきたんです。
技術的に向上するのはもちろん、一人に負担が偏りすぎないようにするとか、見積もりの段階でお客様が本当に必要としているものを見極め、限られた工数の中でも最大限の価値を提供できるように頑張っていきたいです。
▲取材はオンラインでおこないました
前の職場でもマネジメントやリーダーの経験があったのでしょうか。
矢葺
前職もシステム開発に携わっていたのですが、そのときに上流工程の仕事をする経験があったくらいで、リーダーの経験としては初になります。すごく貴重な経験をさせてもらいましたが、一から開発に携わる経験もしたいと思い、ユニキャストへの転職を決めました。
ユニキャストでは要件定義や仕様の策定など上流工程にエンジニアが携わることを大切にしていますが、実装部分についても色んな挑戦をしていますもんね。転職を決めるまでの経緯について、もう少し詳しく教えていただいてもいいですか?
矢葺
前職では自分でプログラミングをする機会があまりなく、外部の協力会社にお願いすることがほとんどでした。ただ自分の中では、「モノづくりに携わりたい」という思いがずっとあって。いつも社内のエンジニアをランチに誘って、話を聞いているほどでした(笑)。
私は工学部の出身で、情報系の学科ではありませんでした。ただ、ずっと「プログラミングが楽しい」という感覚があったんです。実験の数値計算や解析の効率化でも、ソフトウェアの便利さと可能性を実感していました。中学生のころWebサイトを自分で作ったときも楽しくて、何となく憧れがありましたね。