エンジニアインタビュー

齊藤  安齋  髙橋  鹿島  田中  野口
先輩、新人含めて個性豊かなエンジニアたちにユニキャストについて聞きました。(インタビュー日:2018年3月)
ユニキャストってどんな会社?
みなさんの会社に対する最初の印象を教えてください。
齊藤
当時はまだ茨城大学キャンパス内にオフィスがありました。初めて会社見学に行ったとき、サーバルームの案内をされ、「ここでお客様のサーバが動いてるんですよ」と言われ、大学の一角でサーバを動かしているなんて、ヤバイなスゴイなと思いました。ユニキャストはやっている内容が個性的だと思いましたね。 日立市だから、近隣には大手グループ企業が多いし、就活でいろんなところに見学にも行きましたけど、普通、会社の理念や事業内容の話からされると思いますけど、ユニキャストに見学に行って、Railsやってるとか、サーバここで動いてるとか、いきなり技術の話をしてくる会社が初めてだったので、ここの会社は技術が好きな人が集まってるんだなと思いました。
髙橋
私も初めてユニキャストに見学に行ったときは、茨城大学キャンパス内のジャングルオフィスだったので、建物から人からやっていることも、普通じゃないなと思いました。
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2015年4月まで茨城大学キャンパス内にあった通称ジャングルオフィス
田中
懐かしいな〜。私、机に登って草を貼りました。
茨城大学キャンパス内でのオフィスのときは会社というよりサークル感も強かったですよね。鹿島さんは入社1年目(インタビュー当時)で、コクリエを建てて本社を引っ越したあとの良い意味で会社らしくなってきた時期にインターンとして来ましたけど、最初の印象はどうでしたか?
鹿島
バリバリ、コードを書いていくぞって熱い人もいれば、冷静に集中して開発している人もいて、専門知識に優れた人が多いなと思いました。個性豊かだけど、一人ひとりがまだまだ自分の知識や技術を伸ばせる、向上心がある人が多い、ITベンチャーに合った性質の人が多いと思いました。
野口さんは長くユニキャストにいて、どんどん後輩が入ってきていますが、後輩たちにはどんな印象を持っていますか?
野口
最初の頃は少数精鋭でしたね。学生がどんどん増えていくようになったけど、就職するわけではなく、離れていってしまう人たちも多かったから、インターンというミスマッチをなくそうという仕組みができてきました。それにより、やる気があって、吸収力がある人が入ってくるようになった印象です。
こだわりの仕事道具とは?
初めてオフィスにお越しいただく方には、人よりもPCやディスプレイの多さに驚かれる、ユニキャストのオフィス。それぞれのこだわりを教えてください。
鹿島
同期の安齋さんからもらったゲーミングマウスです。ボタンが多くて操作性も反応も良いので、業務を効率化できます。
安齋
鹿島さんにあげたゲーミングマウスは赤外線を使っていて解像度が高いから、ゲーム用のマウスパッドの上だと正確に使えるんだけど、表面の反射が強いところで使ったりするともしかしたら正確さに欠けるかもしれないですね。なので、一概にゲーミングマウスが良いとも言えないです。実務的な用途を考えると、机とかどんな表面でも使える、トラッキング性能が高い、ブルーLEDマウスがおすすめです。
齊藤
私はトラックボールを使っています。どーん。
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齊藤
これはどんな環境でも使えます。なんなら頭の上でも使えますよ。
野口
私は未だにトラックボールには順応できてません。
インターン生で齊藤さんからおすすめされてからトラックボールを使ってる人もいますよね。使いだしたらこれしか無理って言ってました。
齊藤
そういう人もいますよね〜。
齊藤さんのキーボードも個性的だなと思いますが、いくつ持ってるんですか?
齊藤
5台です。実際に使ってるのは2、3台。
選定基準は何ですか?
齊藤
入力のし心地が良いことですね。毎日使うものは良いものを買うという自分ポリシーがあります。妥協せずに良いものを使って仕事したいですね。
野口さんの4Kディスプレイもそういうポリシーですか?
野口
そうですね。4Kだったら、自由に使えるかなと思って。三ツ堀さん(代表)も4Kを使っていて、何か良い意味があるのでは?と思い、その意味を検証してみました。
検証結果は?
野口
悪くないですね。
齊藤
私も三ツ堀さんが4Kを使いだしたときには正直、やりすぎだろって思いました(笑)野口さんも使いはじめて、私も使ってみたところ、テノヒラクルーでしたね。
全員
(笑)
齊藤
買う前はディスプレイを3、4枚並べてたので、今までの制限が解除された気持ちでした。
チーム開発について
最近3人ほどで朝、集会をしている場面を見かけますが、あれは何ですか?
田中
Sotaのプロジェクトで朝会をやっています。アジャイル、スクラムの中でいくつかプロジェクトを円滑に進めるためのパーツがあって、それを部分的に取り入れてみて、どこが使えるかの判断をするために現在実験中です。完全にスクラム開発でやっているわけではないです。
安齋
クライアントワークだと金額や納期が最初から決まってしまっているので、アジャイル的に進められることは少ないので、自社サービスのSotaで試しています。
プロジェクトごとに進め方やどんな技術を使うかはチームで話し合って決めているのですか?
田中
そうです。今回のSotaプロジェクトでは私が「スクラムやってみたいな〜」って言ったんですけど、安齋くんに「合わないんじゃないですか?」って言われて。でも今後やっていきたいとは思っているから、じゃあ、部分的に使えることはやってみようってことになりました。最近は「スクラム開発とは」、「アジャイル開発とは」という本を読み漁っています。
実験中とのことですが、何かわかったことはありますか?
田中
プロダクトオーナーを社内や社外に作れるのかというのが今後の課題になってきますね。Sotaに関してはリリースしたので、これから、お客様からの要望がたくさん来て開発のタスクが溜まってくると思うので、それを会社として優先度をつけてタスクとして整理したときに、初めてスクラム開発の流れが生まれるのでは、と期待しています。まだその段階ではないので、部分的に取り入れているだけでは、スクラム開発の恩恵を受けられていないです。
安齋
田中さんが言ってる通り、継続的な開発になってきてタスクがどれだけあって優先度つけてみたいなのができるようになってくるとかなりいいですよね。
スキルアップのために取り組んでいること
オンもオフもプログラミングが好き!という印象が強いエンジニア。スキルアップのために取り組んでいることがあれば、教えてください。
田中
早起きして読書をしています。
全員
ぉお〜
田中
一番最初に起きて読書して、子供と嫁を起こし、送り出し、会社に行く前にも読書してから出社しています。
何を読んでいるのですか?
田中
さっき話した通り、今はアジャイル、スクラム開発系の本だったり、他にはUXデザインの話が好きで読んでいます。仕事で使える内容のものを読んでいますね。
野口さんは高度な資格を受験していますよね?
野口
はい。CCNAとかCCNPとか。ネットワークスペシャリストまで取ってこれからCCIE取るぞと思っています。IEってInternet Explorerじゃないですよ。
全員
(笑)
野口
私はサーバの構築・運用がメインなので、すぐに業務で使える資格ではないですが、低レイヤーなネットワークまわりのトラブルシューティングや新しいネットワークを構築するときに幅広い知識が要求されるので、そういったシーンに応えられるようにしたい思いがあります。
齊藤
私は趣味と実業務を兼ね備えたことをやることが多いですね。例えば、自宅でサーバを立ててみたり。まぁみんなもやってると思うけど。
全員
・・・(笑)
野口
調べているうちに身についていることが多いですよね。
齊藤
よくありますね。これを勉強するぞと思ってやり始めるのではなく、こういうのやってみたい、こういう人になってみたいという思いからやってみた結果、自分のスキルになっていることが多いですね。勉強というより、やりたいことが先に来ています。気になるのは新入社員の鹿島さんですが、どうですか?
鹿島
私物のPCに仮想環境を作ってみたり、会社でこれから使う技術をキャッチアップしておくために簡単なアプリを開発してみたりしています。あとは、自分でVPSを契約しています。まずは自分の趣味である音楽関係のことをDBに入れて使えるようなものを作りたいと思っています。
野口
素晴らしい〜。
田中
どんなドメインを取ったの?kashima.rocks?
全員
(笑)
鹿島
共有できません(笑)
高橋さんはどうですか?
髙橋
勉強ではないですけど、日頃からやってしまうのは、Androidアプリ開発にも携わっているので、普段使っているアプリのボタンの配置や色などが気になります。たまにクリックできそうで、クリックできないボタンがWebサイトでもあったりしますけど、作り方次第で、それが押せるボタンだと認識してしまうのが、面白いですよね。
田中
ものの見方が変わりますよね〜。お菓子のパッケージにしても意味があってそのデザインにしてるんでしょうから、奥が深いですよね。
齊藤
野口さん、これ見せてもいいですか?野口さんの部屋にはラックがあります。これはだいぶ前の写真ですけど。
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全員
すごいな〜(笑)
野口
ちょっと配線がめちゃくちゃですが…
齊藤
昔、野口さんちに泊まりに行ったら、ハーフラックがあって、すごいなと思いました。勉強でしたか?好きじゃないとできないですよね。
野口
勉強かつ遊びです。
安齋くんはスキルアップのために取り組んでいることはありますか?
安齋
取り組むのをやめました。スキルアップのために何かやろうと思っても、自分の興味がある領域って正直、会社では使わないんですよ。覚えても仕事で使わないことが多いので、スキルアップとして取り組むのではなく、自分のやりたいことをその場その場でやるようにしています。自分の興味のある技術領域を増やしていってやりたいことをやる。本当は仕事でそういうのを使いたいですけどね。
齊藤
使ったら良いじゃん!提案してみるのはありですよ。
こんな仲間をWelcome!
最後に、これからどんな人と一緒に働きたいですか?
田中
こんな技術を使いたい!と思ったときに言ってくれる人がいいです。会社としては自分が興味を持ってたりとかトレンドになっていくものを採用するような動きを作っていきたいんですよ。もちろん効果があるか検証は必要ですが。そういうところに熱い志を持っている人が入ってくれるといいなと思いますし、私たちも受け入れられる環境を作りたいです。
どの技術も寿命があるので、確実に安心できるものを使いたいと思う人も多いだろうし大事だけど、どちらかといえば変化にどんどん対応していって定期的に乗り換えていく状態の方が生き残れると思っています。
齊藤
私はそれ大丈夫なの?と思うこともありますけどね(笑)それは置いておいて、最初の個性の話に戻るけど、自分の軸がある人がいいですね。周りに流されていくとしんどい社風かな?と思います。さっきの田中さんの話にもあったけど、自分はこう思うけど、どうですか?のような、自分の意見を言って、他の人からの意見ももらって、その積み重ねで、結果的に良いものが作れるのではないかと思います。一緒にアイディアを出しながらやっていける人がいいですね。まぁ、いろいろ言ったけど、はちゃめちゃに技術力高い人ウェルカム!
若手からはどうですか?
安齋
いいものを目指し続ける人がいいです。それがなかったらITって間違えた方向にいってしまうと思うんですよ。「いいものを目指し続ける」観点をぶれずに持っている人がいいです。
鹿島
とても同感です。ものをつくって納めて終わりじゃないことが多いので、動きはするから終わりではなく、動くけど、もっとやれる、もっときれいに書ける、他にも違う方法があるんじゃないか?を追求できるといいですね。あとはコミュニケーションが取れて、実装の方法を意見してくれるといいです。
髙橋さんは?
髙橋
あらかた出てしまいましたね。出てないことでいうと、メンタルが強くて頼れる人がいてくれると良いですね。
安齋
メンタル弱い人ばかりですみません(笑)
髙橋
今のメンバーは優しい人が多いので、たまにガツンと言ってくれる人がいると良いですね。
齊藤
もっと厳しくしてほしいってこと?
全員
(笑)
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髙橋
いじわるはなしです。
田中
最後にもう一ついいですか?楽しんで仕事してほしいです!業界的に暗く沈んでいってしまうイメージもあるかと思いますが、自分が何をしたら楽しいのかを理解していて、例え、与えられた枠の中で仕事をしなくちゃいけないとしても、そんななかでも自分を喜ばせていきながらメンタルコントロールしつつ、楽しめる人がいいと思います。自分を喜ばせながら、楽しんで仕事できる人が長生きすると思います。
野口さんからはどうですか?
野口
強くて、なんでもできる人
全員
(笑)
野口
超人求む(笑)
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